ブラジル

武州養蜂園プロポリス提携養蜂場

  • プロポリス産地として最適な環境

    プロポリス産地として最適な環境イメージ画像

    武州養蜂園プロポリス提携養蜂場は、ブラジルのマンチケーラ山脈に位置し、総面積約650万平方メートルの土地を所有するオーガニック養蜂場です。ブラジルはご存知のようにジャングルに覆われた、非常に生活環境の厳しいところです。それが高品質のプロポリスをつくり出す大きな要因になっています。ジャングルにはバクテリアやウイルスなど、ミツバチに取って害を与えるものが多く、それらの外敵から身を守るため、ミツバチはこの対策としてプロポリスを生み出すのです。それは植物にとっても同じことで、植物自身も自衛力を持つ樹液をつくり出します。ミツバチはその樹液からプロポリスをつくり出すことになります。ですから、ブラジルは世界に冠たるプロポリスの宝庫として注目を浴びているのです。

  • 良質なプロポリスが作られる条件

    良質なプロポリスが作られる条件イメージ画像

    良質なプロポリスが生まれる気象条件は、温度と湿度が重要になります。あまり湿度が高くても、逆に乾燥地帯でも良くありません。気温は年間を通じて気温差が小さくなければなりません。こうした条件を満たすのは、亜熱帯に近い地方の標高500~1,200mほどの地域です。そこでは、気候が春や秋のように安定しているため、ミツバチの活動が1年を通じてとても活発になるのです。樹木の種類による直接的な影響を受けます。最も良質なプロポリスはアレクリンやユーカリの木から集められた樹脂を素材として作られたプロポリスです。
    ブラジルでは、日本の総面積の2倍半にもの広大な面積にユーカリが自生しています。ユーカリ林の地域には、約3000種類にもおよぶ多種多様なハーブが自生しています。武州養蜂園プロポリス提携養蜂場のあるブラジルの中南部は、ミツバチたちにとっても気象条件は最良で、良質なプロポリスを生み出す条件を満たしている風土と言えます。

  • プロポリスが安価でない理由

    プロポリスが安価でない理由イメージ画像

    プロポリスの原産国で有名なブラジルの中でもすべてが良質なプロポリスとは言えません。良質なプロポリスが採取できる地域はごく限られています。産地の樹木の種類、気象環境など、広い意味での自然環境に恵まれていない限り良質なプロポリスは生まれないのです。好条件に恵まれたブラジル中南部でさえも、本当の意味で良質なプロポリスが生まれるのは非常に狭い地域のみなのです。
    良質のプロポリスは、それは同じ巣でもごく一部からしか採取できません。したがって、同じ巣から採取されるプロポリスにも等級があります。最上級とされるのは、巣箱の上のほうから採れる原塊(げんかい)です。この部分の“特A級プロポリス”と呼ばれ、赤褐色でプロポリス特有の匂いを発しています。
    逆に良質ではないプロポリスは、巣箱の下のほうから採れる原塊で、黒ずんでいてプロポリス特有の匂いもあまりありません。こんな「原塊」からでも、有効成分が抽出できないわけではありませんが、最上級の原塊に比べてごく少量しか抽出できないのです。ブラジルは、世界でもっとも大量のプロポリスが採取される国です。それでも年間の総採取量は、わずか25t程度しかありません。ミツバチの巣箱一つには、通常2万から5万匹のミツバチが活動しています。一見その数は多いように思われますが、その数のミツバチがプロポリスを採取できる量は、年間で40~60gで、そこから最上質の原塊をより分けると、さらに微量となります。プロポリス製品が安価ではないのはこうした事情があるのです。

  • 独自の抽出法で、規格成分30%以上を実現

    独自の抽出法で、規格成分30%以上を実現イメージ画像

    独自の抽出法で、規格成分30%以上を実現イメージ画像

    当社のプロポリス製品は、アレクリン系とユーカリ系の2種類の“特A級プロポリス”を原料として使用しています。武州養蜂園の原料はすべてブラジル連邦政府から認定を受け、農務省品質保証の品質安全マークが付いています。プロポリスの“原塊”から含有成分をすべて抽出するには2種類の抽出方法を組み合わせることで実現します。
    まず、一定の保温状態で約4時間、イオン水を用いた水抽出を行います。水溶性(水に溶けやすい物質)の含有成分はもちろん、水に溶けにくい含有成分までも酵素によって抽出し、プロポリスに含まれる酵素を最大限に利用します。次に植物性のアルコールを加え保温状態で24時間、さらに常温で2週間じっくりと含有成分を抽出します。この工程で強い脂溶性の含有成分を抽出します。プロポリスに含まれるフラボノイド、桂皮酸誘導体、デルペノイド類、有機酸、アミノ酸、ミネラル類やビタミン等を自然素材だけで抽出しています。さらに一番搾りのプロポリス抽出液だけを使用し製品化。武州養蜂園のプロポリスは、あくまでも一番搾りにこだわっています。もしも、何度も同じ原料を使い抽出を重ねていると、抽出ごとにおこなう濾過や原料の移動の際に空気に触れる回数が多くなり、プロポリスの酸化が進み、成分的に大きなリスクが生じるためです。このような抽出方法によって規格成分30%を実現しているのです。

プロポリス商品一覧へ